5 07, 2016
彼の世行になるところ、、、、、!
僕は一人で暗い森の中をあるいていました。かすかに磯の香と潮騒が感じられました。どの位歩いたのか分りませんが、いきなり視界が開け、街灯も何もない広い一本道に出たのです。左を見ると丁度バスが出発したところで、何故かそのバスに乗らなければ思い、追いかけようとした時、右の方から「大丈夫だよ、次のバスが来たから、、」と白いシャツにズボンと言う服装の男に声をかけられたのです。ただその男の顔がぼやけていて表情を見る事が出来ないのです。バスの中央口から乗車して空いていた席に座ると、白い着物を着た若い女が「礼服作ったの、、」と声をかけてきました。「何言ってんだ、この女、、」と思っていると、3人ほどの乗客がそのバス停で下りて、直ぐにバスが走り始めました。車内を見渡すと、どの乗客も表情の無い顔、光を失った目をしていました。僕は彼の世行のバスに乗ってしまったのだとわかりました。その時、目覚まし時計の音でこの世に引き戻されたのです。大筋こんなところなのですが、実際は文章にし難い細かいところまで鮮明覚えていてるのですが、掻い摘んで書くと、バス停で下りた3人は病院の集中治療室で蘇生した人たちです。そして「礼服作ったの、、」と言われたのは、誰かの葬式か通夜があるという事なのです。不思議なのは、僕は普段目覚まし時計は使いませんから、昨晩も目覚まし時計には指一本触れませんでした。でも、、鳴ったのです。鳴らなかったら、どうなったか、、という危機感は全然ないのですが、まだこの世で修業が続くのか、、という、、多少うんざり感は否めません。
投稿者 Kenji-K : 2016年5月 7日 08:38

